
東洋大学by AERA
哲学を、持て。
Aera mook
2012年11月30日
朝日新聞出版
921円(税込)
人文・思想・社会
今年創立125周年を迎える東洋大学は、「哲学教育」「国際化」「キャリア教育」という3つの柱を軸に新しく生まれ変わろうとしている。学祖は妖怪学でもお馴染みの哲学者井上円了。明治期の日本人を妖怪や迷信から解放し、合理的な精神を確立させるため、日本全国を行脚し、教育普及活動に邁進した人物だ。ムックでは、そうした円了の生涯と思想をグラビアも交えて展開し、そこから始まった独自の哲学教育に焦点を当てる。円了が建てた哲学堂公園(東京都中野区)を同大OBの俳優高橋光臣さんが訪ね、一色清・アエラ編集長が竹村牧男学長と円了について対談するなど、多角的に紹介している。第2の柱「国際化」では、国内外の先端研究教育機関と連携して研究をすすめるバイオ・ナノエレクトロニクス研究センターなどを取り上げている。また、同大名誉博士ドナルド・キーン氏が国際化教育について熱く説く。さらに、キャリア教育については、内定を手にした現役学生たちが座談会を開き、体験談を語り合うほか、学生たちの就職活動を全面バックアップした学内スタッフたちが、充実したキャリア支援プログラムについて紹介している。ちなみに、夏のロンドン五輪で金メダルをとったボクシングの村田諒太選手は、同大OBで、現在同大の職員でもある。そんな村田選手をはじめ、東洋大出身の著名アスリートも誌面に続々登場。東洋大スポーツの強さの秘密に迫る。
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