
分極社会アメリカ 2020年米国大統領選を追って
朝日新書802
朝日新聞取材班
2021年1月29日
朝日新聞出版
1,023円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
バイデン氏が大統領となり、米国は融和と国際協調に転じる。 しかし、トランプ氏が退場しても「分極」化した社会の修復は困難だ。取材班が1年以上に亘り大統領選を取材し、その経緯と有権者の肉声を伝え、民主主義の試練と対峙する米国の最前線をリポート。 プロローグ 第1章 二つのアメリカ 夢見るハタチ 忘れられた男/郊外の反乱 取り残された地方 白人が集う街 深まる人種の溝/米国を二つに分かつ「溝」どこに Interview 「自由主義」の限界 社会を分解した(パトリック・デニーン) 第2章 コロナ禍 政治化するコロナ対策/コロナが分断を浮き彫りにした 高齢者施設の惨劇/生死を分けた「働き方」/大統領と新型コロナ 第3章 フロイド事件 米国を変えた8分間/肌の色が違うだけで/コロナがさらけ出した差別 思いは割れる黒人社会/「法と秩序」という名の逆襲 だれの命が大事なのか/Interview 人種差別の構造 どうやって克服(エディ・グロード) 第4章 交錯する分極線 貧困化する若者 変わる政治観/女性たちが「風」を起こした 台頭する「多様な人たち」ヒスパニック/「岩盤」に入ったひび キリスト教福音派 跋扈するヘイト はびこる銃/政治カラーが変わる巨大州 グローバル化と伝統の間で 揺れる農家/ Interview 競争の「敗者」に目配りを(ダロン・アセモグル) 第5章 何が分断を広げたか メディアが家族を切り裂いた/Interview 「保守」というブランド戦略(リース・ペック) ソーシャルメディアが新たな「戦場」に/政治を浸食する陰謀論 Interview ディープステートは存在しない(マイク・ロフグレン) 政治化される歴史と文化 Interview せり上がるアイデンティティー 分断を加速(フランシス・フクヤマ) 第6章 変質する政党 タブーではなくなった「社会主義」/共和党からトランプ党へ 新しい政治家、あらわる/コロナが変えた選挙運動 Interview 「トランプ」的な政治は消えない(オリバー・ストゥンケル) エピローグ あとがき <年表>2020年の米大統領選をめぐる出来事
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