僕の妻は感情がない 01

ニセモノの錬金術師が面白かったので読んでみたが、こちらは余り好きでもなかった。悪くはないけど、二、三巻くらいで終わっても良いのかなーと言う感じ。 ロボ奥さんはかわいいし、まあなんかほのぼのはするんだけれども、全体の構想を通して先に作ってないからなのか、何となく引き込む力は弱い。 ロボットに感情はない、そもそも他人に感情があることは証明できない、とか、そういう思弁的な話は面白いし、友達がロボットだと知ったときの高校生の反応とかも良いので、印象自体は悪くないんだけど・・・。 ちなみに、「感情があるように見える反応をすれば、それは感情があると定義される」的な話は、長谷さとしのSF出よく出てくる気がする。HiEとかの話で。 この漫画だと、「感情はない」といいながら、その裏に感情が想定されている感じなので、そこを事実ないものとして描いたらもっと面白かったのかもしれない。ヒューマンドラマにはならないんだろうが・・・。 悪くはないけどもうひとつ、というところでした。

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