後宮妃の管理人 八 〜寵臣夫婦は死力を尽くす〜(8)

富士見L文庫

しきみ 彰 / Izumi

2023年6月15日

KADOKAWA

704円(税込)

ライトノベル

黎暉大国の冬の朝。宮廷に呼び出された優蘭たち寵臣夫婦は、二つの重大事案に直面した。一つは杏津帝国皇弟の娘・魅音の亡命希望。もう一つは後宮妃の藍珠から、同皇弟の愛妾・神美が両国を滅ぼす計画を持つと情報を得たこと。問題はそれらの信憑性だった。  優蘭は藍珠を信じ、唯一の手がかりである指輪の紋章について調べるため、紋章学に詳しい皓月の友人を訪ねて一路、珠麻王国へ。ところがそこは、優蘭を遥かに凌ぐ大商人たちが牛耳る国で!?  緊張状態の大国の裏で蠢く策動。寵臣夫婦を待ち受けるのは……?    目次  序章 寵臣夫婦、呼び出される  第一章 妻、やらかし落ち込む  第二章 寵臣夫婦、国境にて情報を集める   第三章 寵臣夫婦、隣国の旧友と相対する  間章一 双子の妹、跳び回る  第四章 夫、勝負を仕掛ける  第五章 夫、杏津帝国へ旅立つ  間章二 とある悪女の執念  終章 妻、言葉を失う    あとがき

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(2

starstarstar
star
3.5

読みたい

3

未読

4

読書中

0

既読

16

未指定

30

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

ななここ

次巻で本編は完結。

starstarstarstar 4.0 2024年06月08日

今迄になく緊迫した終わり方です。 確実にハッピーエンドになると信じていますがどうでしょうか。 黎暉大国から飛び出して、杏津帝国が舞台になっているので二転三転、四転くらいしそう。 他国での外交は思わぬことに巻き込まれても逃げ出せないですからねー。 今作の終わりに皓月が杏津帝国で軟禁状態になりました。 ここからどうやってひっくり返していくのか。 次作が楽しみです!

全部を表示

ナミ

亡命したいとの手紙が届く

-- 2023年10月30日

杏津帝国皇弟の娘が黎暉大国に亡命したいとの手紙を寄越したが、優蘭は違和感を感じる。魅音の立場であれば嫁に行きたいと言う方が自然だからだ。同じ頃後宮妃の藍珠から杏津帝国皇弟の愛妾が戦争を起こそうとしているという情報が入る。杏津帝国との戦争は回避したい優蘭は何か繋がりがあるのではないか調べて始める。

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください