
親鸞と聖徳太子
角川新書
島田 裕巳
2018年9月8日
KADOKAWA
924円(税込)
人文・思想・社会 / 新書
日本で一番信者数の多い浄土真宗。宗祖・親鸞の浄土教信仰は、法然から教えられたものではあったが、あくまで出家の立場を保ち、しかも戒律を厳格に守った法然は自らの生き方のモデルにはなり得なかった。六角堂に籠もる以前から、あるいはその時点から、聖徳太子に対する信仰が親鸞に存在したなら、、非僧非俗の聖徳太子こそが親鸞の生き方のモデルといえる。80歳を超えてから、親鸞は法然の教えを『西方指南抄』につづるとともに、聖徳太子を讃える和讃を作り続けた。それは、自らの信仰の根本を改めて認識する作業であった。親鸞の信仰は、法然からだけ与えられたものではなく、日本仏教の基礎を築いた聖徳太子こそ、その核心に位置づけられていたのだ。親鸞が残した和讃や妻・恵信尼の手紙、『本願寺聖人伝絵』などから、浄土真宗の源流には聖徳太子の存在があることを読み解いていく。 序 親鸞の聖徳太子信仰 第1章 聖徳太子は実在しなかった!? 第2章 聖徳太子の実像と虚像 第3章 法隆寺は何を語っているのか 第4章 種としての聖徳太子 第5章 日本仏教は聖徳太子からはじまる 第6章 親鸞の信仰の源流に聖徳太子がある
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