つれづれ、北野坂探偵舎 心理描写が足りてない

角川文庫

河野 裕

2013年9月25日

KADOKAWA

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「お前の推理は、全ボツだ」-駅前からゆるやかに続く神戸北野坂。その途中に佇むカフェ『徒然珈琲』には、ちょっと気になる二人の“探偵さん”がいる。元編集者でお菓子作りが趣味の佐々波さんと、天才的な作家だけどいつも眠たげな雨坂さん。彼らは現実の状況を「設定」として、まるで物語を創るように議論しながら事件を推理する。私は、そんな二人に「死んだ親友の幽霊が探している本をみつけて欲しい」と依頼して…。

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