料理番子守り唄 包丁人侍事件帖(3)

角川文庫

小早川 涼

2015年8月25日

KADOKAWA

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

江戸城の台所人、鮎川惣介は、持ち前の優れた嗅覚で、幼なじみの御広敷添番の片桐隼人とともに難事件を解決してきた。将軍家斉に料理の腕を気に入られ、御小座敷に召されることもある。惣介は、医師の滝沢宗伯から万病に効く怪しい稲荷寿司があると聞き、調べに行くが、出された茶には阿片が混ぜられていた。一方、大奥では、家斉の側室・美代の方の部屋方が殺されているのが見つかりー。大奥と市井で交錯する謀略とは?

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