小説君の名は。

この本を読んだとき、ついに涙が流しました。

「記憶」の物語なのだなと思った。忘れていくこと、思い出すこと。瀧がクライマックスで記憶がどこに宿るか自問するシーンが良い。非常に多くのモチーフが織り交ぜられているが、一切とっ散らかることなくひとつの物語として纏まっている様に改めて驚嘆する。文字情報だからこその新たな発見もあった。瀧の女子への免疫のなさは映画よりも分かりやすくなっている。ラーメン屋の店主が与えた握り飯を瀧が食べる場面がある。握り飯はおむすびとも言うので、これも組紐と同様「むすび」の表象だろう

泣いた。映画見た。

9784041026229

何故だろう。 この小説から、その文章から、 艶やかな紙面から、刻まれた黒字から、 RADWIMPSの音楽が溢れ出している。 『うつくしく、もがく』 その、もがき続けているという 苦痛、疲労感を、 さも己が味わっているかのような感覚に、 放り込まれたような、突き落とされたような、 しかし、優しく包まれたような、 そんな気分になった。

天気の子鑑賞後にまた読みたくなって再読。 映画はもう3年前なのに小説を読んでいると蘇ってくるシーン。 ああ新海誠作品好きだ〜となる瞬間でした。

映画を観てからの小説。映画のシーンが頭の中に浮かんで一気読み。新海ワールドは文章でも映像でも美しかった。実際に岐阜県を訪ねてみたくなりました。

田舎に暮らす女子高生・三葉と東京に暮らす男子高生・瀧は身体が入れ替わる不思議な夢を頻繁に見るが、それは夢ではなく、現実だった。自分の身に起きたら、完全にパニックになると思うメチャメチャ怖い設定。やがて夢を見なくなったところから、物語はものすごいスピードで疾走する。エンディングまで一気読み。映画も見たくなりました。

田舎に暮らす女子高生・三葉と東京に暮らす男子高生・瀧は身体が入れ替わる不思議な夢を頻繁に見るが、それは夢ではなく、現実だった。自分の身に起きたら、完全にパニックになると思うメチャメチャ怖い設定。やがて夢を見なくなったところから、物語はものすごいスピードで疾走する。エンディングまで一気読み。映画も見たくなりました。

映画見たくなった。

田舎に暮らす女子高生・三葉と東京に暮らす男子高生・瀧は身体が入れ替わる不思議な夢を頻繁に見るが、それは夢ではなく、現実だった。自分の身に起きたら、完全にパニックになると思うメチャメチャ怖い設定。やがて夢を見なくなったところから、物語はものすごいスピードで疾走する。エンディングまで一気読み。映画も見たくなりました。

読みやすく、あ、映画はきっとこのシーンで皆泣いたかな？とわかりやすい。