
ニック・メイソンの脱出への道
角川文庫
スティーヴ・ハミルトン / 越前 敏弥
2018年6月15日
KADOKAWA
1,100円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
絶対的な服従か、運命に抗うかーー 愛する者を守るため、男は孤高の闘いに挑む! “自由”の代償に殺し屋となったメイソン。新たな任務は雇い主を刑務所へと導いた検察側の証人を暗殺すること。堅牢な証人保護プログラム下にある人物を殺すのは至難の業だ。任務の最中、負傷した彼は瀕死の状態で恋人の家へ転がり込むが、それは愛する者を危機に晒す真の恐怖の始まりだった。怒りとともに彼は自身の運命を脱する決意をする。選択を誤れば、待つのは死。極限状態で生きる男を描く、ハードボイルド・ミステリ!
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toruo
(無題)
前作が面白かったので手にとってみた。やむなく手助けした窃盗現場で警官殺しの罪に問われることになってしまい25年の刑に服していた主人公。妻子に会いたいが故に刑務所で知り合った裏社会の大物の申し出を受けてしまう。その申し出とは即時釈放と引き換えに大物からの指令をいついかなる時にでも受けなければならない、というもの。前作では葛藤しつつも裏社会の殺し屋になってしまう様が描かれていた。本作で主人公は大物の裁判で証言することになっている保護プログラムで守られた証人達を始末せよ、との指令を受ける。図らずも殺人者として成長してしまった主人公のアクションシーンと葛藤とが適度に相まって優れた作品になっている。本作では証人になってしまった前任者〜アイルランドから来た殺人マシーン〜との対決もあり目が離せない展開が見事。ラストの転換も素晴らしく、続きが楽しみなシリーズである。
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