鼠、地獄を巡る

赤川 次郎

2016年3月2日

KADOKAWA

1,760円(税込)

小説・エッセイ

妹、小袖と“地獄”で湯治。人気役者と若い妻に出会い事件が。(「鼠、地獄を巡る」)。幼い娘を残し、貧乏長屋で腹を切った浪人。驚くべきその理由とは。(「鼠、腹切り長屋を覗く」)。そば屋の女房に頼まれ同行した山奥の村。不穏な空気が充ち満ちて。(「鼠、山道に迷う」)。大名屋敷で男女の逢引き。男が斬られる場に居合わせた「鼠」だが。(「鼠、今宵は月明り」)。大店の旦那が女と心中?見つけた娘に災難が降り懸かる。(「鼠、戸を開ける」)。目が不自由ながらも腕の立つ姉とその妹。同じ男に惚れてはいるが。(「鼠、闇に数える」)。

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