青くて痛くて脆い（1）

住野　よる

2018年3月2日

KADOKAWA

1,540円（税込）

小説・エッセイ

人に不用意に近づきすぎないことを信条にしていた大学1年の春、僕は秋好寿乃に出会った。空気の読めない発言を連発し、周囲から浮いていて、けれど誰よりも純粋だった彼女。秋好の理想と情熱に感化され、僕たちは二人で「モアイ」という秘密結社を結成した。それから3年。あのとき将来の夢を語り合った秋好はもういない。僕の心には、彼女がついた嘘が棘のように刺さっていた。「僕が、秋好が残した嘘を、本当に変える」それは僕にとって、世間への叛逆を意味していたーー。青春の煌めきと残酷さを痛烈に描ききった、著者渾身の新境地！

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

（無題）

2020年01月16日

みんなのレビュー (6)

Readeeユーザー

（無題）

2.0 2021年08月15日

斜に構えて読み始めた自分が悪いのかもしれないが何一つ共感できないな… そんな大学生はいないだろうしそんな会話はしないだろうしってことばっかり考えてしまった、そのフィクションの部分が物語に効果的に作用しているわけでもなくただの粗かなと秋吉が死んでなかったのは良かったな「何者」と比べるとな〜〜痛さが全く感じられないやあと文章が若者っぽくて嫌「何気に」とか「面白めの」とか「エモい」とか使わないでほしい〜〜

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Readeeユーザー

映画の方が個人的には好きです※少しマイナスなこと書いてます

3.2 2021年03月31日

かなり面白い設定で、ストーリー進行も「復讐」という分かりやすい筋があり、読み進めていくのは楽しいですが、後半少し失速します(体感)。物語の根幹に関わるあからさまなミスリードがあり、「いやいや…」となる方も多いと思います。また、結末も主人公！？それが嫌なんじゃなかったの！？どっちなんだい！？みたいな感じの展開もあるし、ちょっと不完全燃焼で終わります… ですが、映画化においてそこがかなり解消されていました！映画オリジナルの展開もありそれもかなりよかったです！なので映画の方を個人的にはオススメします。とはいえ結末が微妙に異なったりしますので、比べてみるのも面白いと思います！原作も読みたい方は先に原作を読むことをおすすめします。

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金鯱