泥棒役者
角川文庫
三羽 省吾 / 西田 征史
2017年9月23日
KADOKAWA
572円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
かつて鍵開けの名人だったはじめは、泥棒から足を洗い小さな町工場で働いていた。しかし出所した先輩泥棒の畠山に脅され、泣く泣く盗みを手伝わされることに。忍び込んだ先は絵本作家の豪邸だった。嫌々ながらもふたりで金品を物色していると、不意に何者かが玄関に入ってきた。はじめは自分が家主であると嘘をつき必死に演じるが、今度は“本物の”家主である絵本作家がリビングに現れて…。曲者たちの騙し合いの結末は!?
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幸せだにゃー
ダマせる?バレる?】 足を洗って黙々と工場で働くはじめ。 だが、昔の先輩に彼女に昔の少年院入りをバラすと脅され、 一度だけという約束で、留守宅の鍵開けを手伝うことになった。 家の鍵をちゃちゃっと開けて、 さて、本命の金庫を開けようとしたところ・・・ 突然入ってきた、 セールスマンに、家の主人(絵本作家)と間違われる。 「そうですぅ~」 家の主人(絵本作家)に、新しい編集者と間違われる。 「そうですぅ~」 新しい編集者に、家の主人(絵本作家)と間違われる。 「そうですぅ~」 と毎回答えるはじめ。 「お前は誰やねんっ」 と、先輩からツッコまれる。 次々と別人に間違えられる”元・泥棒”はじめ。 正体を隠すために何役も必死に演じるハメに・・・。 その場しのぎでがんじがらめ。 すれ違い続ける会話。 なんだかおかしいぞ?誰も思わないのか??? 逃亡癖のある絵本作家。 帰国子女の編集者。 空気の読めないセールスマン。 いったい誰がこの場をおさめるのだろうか? 【君とまた】 みなさん幸せですか? おれはめちゃめちゃ幸せですよ。 ハチャメチャな泥棒劇が終わり、明かりのついた家に帰る。 そこには笑顔の君がいて、一緒にご飯を食べる。 なにもかもわかっていて、一緒にいてくれてる。 貧乏だけど、君がいてくれるだけで、 ”まだ終わってないニャー” と思えるんだ。
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