閉じ箱

角川文庫

竹本 健治

2018年3月24日

KADOKAWA

924円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

彼女の自殺に妻は関与していたのか、それとも? 濃密な親子関係から生じた歪を描いた(「氷雨降る林には」)。死人のように青ざめた顔をしたその歴史のある街は、その日、死装束のような濃い霧に包まれていた(「閉じ箱」)。死んだ母親と名付け親の作家との関係に潜む名前の真実とは?(「美樹、自らを捜したまえ」)等。著者初の短編から異色作まで美学に基づき築かれた独特のレトリックで集成された傑作ホラー・ミステリー短篇集。 氷雨降る林には 陥穽 けむりは血の色 美樹、自らを捜したまえ 緑の誘い 夜は訪れぬうちに闇 月の下の鏡のような犯罪 閉じ箱 恐怖 七色の犯罪のための絵本 実験 闇に用いる力学 跫音 仮面たち、踊れ 解説 井上雅彦

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