里山奇談 めぐりゆく物語

coco / 日高 トモキチ / 玉川 数

2018年6月1日

KADOKAWA

1,540円(税込)

小説・エッセイ / 人文・思想・社会

山道に迷った少年が見たヒガンバナの群生。花に導かれ家に辿り着いた少年は、再びそこを訪れようとするが…(「紅い花」)。“みつばね”の翅の数をかぞえないうちに捕まえると、悪いことが起きるー。どこか奇妙なヒグラシに出会った少年は、祖父から聞かされた話を思い出す(「みつばね、つけばね」)。蝗を追い畦の上を歩くうち、固まったように動かなくなった身体。声も出せない中、少女は必死に「南無妙法蓮華経」と唱えるがー(「蝗の日」)。必ず二人一組で現われる、弔事を告げて回る“告げ人”。親戚が突然亡くなり、青年は医者を呼びに闇の中に飛び出すが…(「たましいの報せ」)。“生き物屋”が蒐集する奇しき物語。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

9

未読

0

読書中

1

既読

2

未指定

8

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください