オリンピックがやってきた 猫とカラーテレビと卵焼き

角川文庫

堀川 アサコ

2019年5月24日

KADOKAWA

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

昭和39年、東北の小さな町。叔父が月賦でカラーテレビを買い、民子も家族も大興奮。学校では憧れの夏美のグループに誘われ天にも昇る思いだったが、クラスで爪弾きにされているるみ子の存在が気になっていた。彼女が東京に転校する日、「友だち」だと言われ、民子は思わず涙をこぼす。顔なじみの町内に起きる、悲喜こもごもな出来事。テレビの映像は東京オリンピックの開会式。時代が変わっても懐かしい「昭和お茶の間」物語。

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