地獄くらやみ花もなき 肆 百鬼疾る夜行列車(4)

角川文庫

路生 よる

2020年1月23日

KADOKAWA

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

〈地獄代行業〉の皓と助手・青児のもとへ、宿敵である荊から果たし状が届く。地獄の王座争いに終止符を打つため、2人は決闘の舞台となる寝台列車〈青い幻燈号〉へ。豪華な車内で待っていたのは、6人の乗客たち。発車後すぐに、ひとりが密室で姿を消し、ひとり、またひとりと殺されてーー乗客にまぎれた処刑人は誰か? 探偵役・皓vs.黒幕・荊、一夜限りの推理勝負が始まる! 美少年探偵とペット扱い助手の事件簿、第4弾。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(11

starstarstarstar
star
4.12

読みたい

10

未読

10

読書中

0

既読

67

未指定

47

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー (2)

歌菜

怖いものオンパレード

starstarstarstar
star
4.5 2023年06月06日

オリエント急行で百鬼夜行、という最恐の組み合わせを舞台に人間の心の闇深い部分を描いていた。妖怪も、人間も怖い。次巻からまた新しい展開が待っていそうで楽しみ。凛堂兄弟と篁さんのこれからが気になる

全部を表示

Readeeユーザー

美少年探偵とペット扱いの助手のミステリー

starstarstarstarstar 5.0 2020年01月25日

人が怖い。怖くて怖くて仕方ない。 知れば知るほど、布団をかぶって震えていた けれど 反面 知りたくてたまらないのも人でした だから こわがったままでなしに 知ろうとおもって 犯罪 心理学 社会病理 民俗学   その一環として好きでたまらなくなったのが妖怪でした と作者があとがきで 言っていたのが 伝わってきました まるで 薄墨の世界を旅している中 時々 白牡丹の真白さに 不安になったり 安堵したり 素敵な 時間でした

全部を表示
Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください