准教授・高槻彰良の推察5 生者は語り死者は踊る

角川文庫

澤村 御影 / 鈴木 次郎

2020年11月21日

KADOKAWA

748円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

大学2年の夏。尚哉は「嘘が歪んで聞こえる」自らの耳と、その原因となった「死者の祭」の真実を探るべく、高槻・佐々倉と長野の旧小山村へ向かう。 幼いころ何度も訪れた、大好きだった祖父母が住んでいた村だ。しかし今は廃村になっているらしい。 尚哉は、長野で再会した従兄から、亡き祖母が「尚哉は山神様にとられた」と不穏な言葉を口にしていたと聞く。 地元でも“死者が歩く”と噂される件の村に着き、調査を開始する一行。 しかし、その最中、尚哉は高槻と共に再び、あの真夜中の不思議な「祭」へと招かれてしまい……!? 「僕らは、超えてしまったのかもしれない」--大人気民俗学ミステリシリーズ、急展開! 盛り上がり最高潮で、ますます目が離せません!!! ただいま、月刊コミックジーンにてコミカライズも大好評連載中! 凸凹コンビの活躍や微笑ましいやり取りが漫画でたっぷり楽しめます。 イラスト/鈴木次郎 第一章 百物語の夜 第二章 死者の祭 【extra】マシュマロココアの王子様

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歌菜

死者の祭の秘密

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4.6 2023年09月26日

ついに2人が「死者の祭」に迫るお話。主人公を悩ませていた奇祭の秘密も明かされ、これまでで一番面白かった。民俗学って奥が深い学問だ…。この先は高槻の秘密にも迫っていきそうで、ますます楽しみ。早く次読もう

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ナミ

嘘が分かる耳の謎を解く

-- 2023年03月23日

夏休みに耳の謎を解きにあの時のお祭りを見に行こうと准教授に誘われる。初めて自分と同じ症状の人に出会った事で確かめたい気持ちが強くなっていた尚哉は危険が伴うと理解しながらも出かける事にする。市役所勤務の従兄弟に連絡して話を聞くが役場にある資料では祭りの事は分からず実際に出かけてみる。祖父母の家の近くで出会った老人は祭りをしていた山には黄泉の入口があると言う「じゃあお盆にはそこから死者が帰って来るの?」と聞くと「そんなことあるわけない」と一蹴されてしまうが尚哉の耳には歪んで聞こえた。

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