鹿の王 水底の橋

角川文庫

上橋 菜穂子

2020年6月12日

KADOKAWA

880円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

伝説の病・黒狼熱大流行の危機が去った東乎瑠帝国では、次の皇帝の座を巡る争いが勃発。そんな中、オタワルの天才医術師ホッサルは、祭司医の真那に誘われて恋人のミラルと清心教医術発祥の地・安房那領を訪れていた。そこで清心教医術の驚くべき歴史を知るが、同じころ安房那領で皇帝候補のひとりの暗殺未遂事件が起こる。様々な思惑にからめとられ、ホッサルは次期皇帝争いに巻き込まれていく。『鹿の王』、その先の物語!

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Readeeユーザー

(無題)

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4.8 2024年04月09日

鹿の王シリーズの中でも1番面白かった

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みずたま

(無題)

starstarstarstar 4.0 2023年08月15日

舞台は架空の異世界ですが、そこで起きていることは現実的な思想や理想の対立で、人の生き死のことになってしまえば、さらに個人個人のこだわりがあるのは当然。そこをどうやって折り合いつけていくのか。ホッサルはだいぶ大人になってオタワル医術を背負っていけるようになったのかな。おじいちゃんとはまだまだぶつかりそうですが。ミラルとの身分の差が解消されたのは良かった。

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橘薫

ファンタジーを超えたファンタジー

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4.6 2021年05月26日

上橋菜穂子の作品はいつも奥が深い。 常に人としての業や、生きることの意味、愛とは、などの伏線が貼られており、読者である我々はそれぞれのキャラクターに共振しながら考えや思いを共有していく。 今回はホッサルとミラルの関係性も大きな主軸となった。 どうにもならなかったはずの二人が、ひょんなことで活路を見出していくその未来は、明言はされていないが明るいものだと期待させる。 ミラルには今後もずっと、ホッサルを尻に敷いて欲しい。

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KaoruNovelist

ファンタジーを超えたファンタジー

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4.6 2021年05月09日

上橋菜穂子の作品はいつも奥が深い。 常に人としての業や、生きることの意味、愛とは、などの伏線が貼られており、読者である我々はそれぞれのキャラクターに共振しながら考えや思いを共有していく。 今回はホッサルとミラルの関係性も大きな主軸となった。 どうにもならなかったはずの二人が、ひょんなことで活路を見出していくその未来は、明言はされていないが明るいものだと期待させる。 ミラルには今後もずっと、ホッサルを尻に敷いて欲しい。

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