あしたの華姫

畠中 恵

2020年6月10日

KADOKAWA

1,650円(税込)

小説・エッセイ

江戸は両国の見世物小屋で評判の、姫様人形・お華と、その遣い手の月草。月草が声色を変えてしゃべっているはずなのだが、「お華には特別な力がある」「真実を語る」ともっぱら噂だ。両国一帯を仕切る地回りの親分・山越も、娘のお夏を助けてくれるお華には一目置いている様子。ますます栄える盛り場だったが、山越が縁を切ったはずの息子たちが姿を現したせいで、にわかに跡取り問題が持ち上がる。江戸一の盛り場である両国を、次に取り仕切るのは誰なのか? 急に現れた息子たちを不審がる両国の人々は、両国の将来がかかっていると、娘・お夏の婿取りに注目しーー。陰謀渦巻く両国で、月草はお夏を守りきれるのか? 一人二役、二人で一人、月草とお華の謎ときが始まる!

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みみすけ

早く

starstarstarstarstar 5.0 2021年02月11日

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Readeeユーザー

腹話術

-- 2020年09月05日

二作目が出た。書き下ろしの序から『お華は言うの。真実って知るのに覚悟がいること・・聞くと辛い"まこと"があっても、一旦聞いてしまったら、知らなかった時には戻れない。だから"まこと"は、覚悟もなしに、求めてはいけない』

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