エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人(1)

角川文庫

S・J・ベネット / 芹澤 恵

2022年7月21日

KADOKAWA

1,430円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

【追悼、エリザベス女王】 容疑者は50名!90歳の英国女王、奇怪なピアニスト殺人事件に挑む! 英国で10万部突破、18カ国で翻訳 ウィンザー城で若い男の遺体がクロゼットから発見される。晩餐会に呼ばれたロシア人ピアニストで、遺体はあられもない姿だった。事件について城では箝口令が敷かれ、警察とMI5はロシアのスパイによるものと見なし捜査するが、容疑者が50名もいて難航する。でも大丈夫。城には秘密の名探偵がいるのだ。その名もエリザベス2世。御年90歳。世界最高齢の女王が華麗に事件を解決する!英国で10万部突破、18カ国で翻訳。解説・大矢博子 【絶賛の声】 今年出版された犯罪小説の中で、もっとも愛らしい作品。『ザ・クラウン』と『ミス・マープル』を掛け合わせたら、この魅力的なホワイダニットにしあがるだろう(ルース・ウェア) 優しく愉快で、控えめながら説得力があり、全くもって魅力的。英国王室の神秘性に探知性を加えている(アマンダ・クレイグ) 抜け目なく賢明で好奇心旺盛な女王陛下の姿である(ガーディアン紙) 本物のディテールが満載で、ストーリーはスマートかつねじれていて、そして全体が素晴らしく、奇妙なほど説得力がある。絶対的な完成度(イザベル・ブルーム) プロットはよく考え抜かれ、見事に観察されている。今年読んだミステリーの中で最高の一冊だ(フレッシュフィクション) この本のすべてを愛している…。女王陛下が王冠の下に他の事件も隠し持っていますように。『木曜殺人クラブ』は面白かった。『ウィンザー城の殺人』はもっと面白い(TheBookbag.co.jp) エリザベス2世を探偵役とする楽しいシリーズ。温厚で賢く、機知に富んだ女王とその王室生活は魅力的だ(パブリッシャーズ・ウィークリー誌) 第一部 Honi soit qui mal y pense 第二部 ラスト・ダンス 第三部 一帯一路 第四部 束の間の遭遇 謝辞 解説 大矢博子

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歌菜

現代版ミス・マーブル

starstarstarstar 4.0 2023年04月20日

お城の使用人達が集めた情報で真相に導いていく姿はまるでミス・マーブルのよう。ニュースで見ていたエリザベス女王の姿と、作中のエリザベス女王の姿がリンクし、こんな感じのキレ者のご夫人だったのかな?と思わされる。英国の王室文化などにも触れることが出来て面白かった♪

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