祟られ屋・黒染十字 京の都に天狗は踊る(2)

角川ホラー文庫

敷島 シキ / 鈴木 次郎

2021年3月24日

KADOKAWA

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「祓って流そうーー祟りも、想いも」 元バチカン最強の祓魔師・黒染と、お人好しカウンセラーの白崎が営む「祟られ屋」へ、 「天狗の祟り」に悩んでいるという京都の男性から相談が舞い込んだ。 トラウマを抱え、京都から逃げるように上京してきた白崎は気が進まないが、 何故か「天狗」と聞いた瞬間乗り気になった黒染の熱意に負け、一緒に出張することに。 京都へ到着し、依頼人の犬塚に話を聞くと「奇妙な声と共に黒い影が部屋を走り回る」という。 全く天狗らしくない呪いに、白崎は困惑するが……? 傷を抱えた凸凹コンビが絡み合った祟りと謎を解きほぐす、痛快ホラーミステリ! イラスト/鈴木次郎 序章 第一章 こっくりさん 第二章 祟られ屋、京都へ 第三章 黒い影がそこにいる 第四章 伏見稲荷の狐憑き 第五章 連鎖する祟りと痛み 第六章 即身怨霊 第七章 あの夏にお別れを 終章

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