さえづちの眼

角川ホラー文庫

澤村伊智

2023年3月22日

KADOKAWA

836円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

長編『ばくうどの悪夢』も絶好調! 書き下ろし中篇「さえづちの眼」を含む3篇が収録された、比嘉姉妹シリーズ初の中篇集。 ◆あの日の光は今も 1981年に大阪府東区巴杵町で2人の少年がUFOを目撃した、巴杵池(はぎねいけ)事件。 母とともに小さな旅館を営む昌輝は、かつてUFOを目撃した少年のうちの一人だった。 事件も遠い記憶になり始めたころ、湯水と名乗るライターが事件の記事を書きたいと旅館を訪ねてくる。 昌輝は湯水と宿泊客であるゆかりに向けて、あの日何が起こったかを語り始めるがーー。 ◆母と 真琴のもとに助けを求めにやってきた杏という少女。 彼女が暮らす民間の更生施設・鎌田ハウスに「ナニカ」が入り込み、乗っ取られ、結果的に住人たちがおかしくなってしまったらしい。 杏を救うために真琴と野崎は、埼玉県にある鎌田ハウスへと向かう。 ◆さえづちの眼 郊外にある名家・架守家で起こった一人娘の失踪事件。 「神隠し」から数十年後、架守の家では不幸な出来事が続いていた。 何かの呪いではないかと疑った当主は、霊能者の比嘉琴子に助けを求めるがーー。 あの日の光は今も 母と さえづちの眼

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(11

starstar
star
2.75

読みたい

11

未読

11

読書中

0

既読

60

未指定

54

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください