七帝柔道記II 立てる我が部ぞ力あり

増田 俊也

2024年3月18日

KADOKAWA

2,200円(税込)

小説・エッセイ

15人vs15人の団体戦「七帝柔道」。この旧七帝国大学だけの寝技中心の柔道に憧れ、増田俊也は2浪の末に北海道大学に入学した。しかしかつて無敵を誇った名門・北大柔道部は、旧七帝大同士で競う大会・七帝戦で、2年連続最下位であった。さらに増田の1年、2年の七帝戦でも1勝も出来ず、主力の上級生たちはみな引退してしまう。かつてない絶望的なチーム状況の中、果たして北大、復活なるか。副主将となった増田は主将の竜澤とともに、部内外の仲間たちに支えられながらチームを率いていくーー。 あの日の少年は青年となり、因縁の戦いに向かう。 「命をかけて最下位を脱出するんだ」 第1章 たった2人の抜き役 第2章 札幌には観光に来た 第3章 汗の蒸気と柔道場 第4章 沈む泥舟 第5章 函館の潮風、札幌の豪雪 第6章 怪物新入生がやってきた 第7章 北海道大学柔道部の焦燥 第8章 後藤主将、七帝戦を率いる 第9章 寝技仙人は東の方角にいる 第10章 対東北大学定期戦 第11章 雪が積もりはじめた札幌で 第12章 昭和最後の日 第13章 最後の七帝戦 第14章 東北大学との死闘 第15章 人の世の清き国ぞとあこがれぬ

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ひさだかおり

書店員@精文館書店中島新町店

無骨に地道にひたすら寝技を極める漢たちの、その汗臭さにまいってしまった。

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1
2024年04月01日

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