をんごく
北沢 陶
2023年11月6日
KADOKAWA
1,980円(税込)
小説・エッセイ
嫁さんは、死んでもまだこの世にうろついているんだよーー 大正時代末期、大阪船場。画家の壮一郎は、妻・倭子の死を受け入れられずにいた。 未練から巫女に降霊を頼んだがうまくいかず、「奥さんは普通の霊とは違う」と警告を受ける。 巫女の懸念は現実となり、壮一郎のもとに倭子が現われるが、その声や気配は歪なものであった。 倭子の霊について探る壮一郎は、顔のない存在「エリマキ」と出会う。 エリマキは死を自覚していない霊を喰って生きていると言い、 倭子の霊を狙うが、大勢の“何か”に阻まれてしまう。 壮一郎とエリマキは怪現象の謎を追ううち、忌まわしい事実に直面するーー。 家に、死んだはずの妻がいる。 この世に留めるのは、未練か、呪いか。 選考委員満場一致、大絶賛! 第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 史上初の三冠受賞作! 第一幕 四天王寺樒口寄 第二幕 心斎橋紅襟巻 第三幕 鰻谷扇恋塚 第四幕 船場紅地獄廻唄 第五幕 信濃橋筆彩 第43回横溝正史ミステリ&ホラー大賞 選考経過・受賞の言葉・選評・歴代受賞作一覧
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(無題)
「をんごく」読了。大阪弁が読みづらくてネイティブ夫に聞いても舞台設定が古いせいか「知らん、わからん」言われた。50ページほど読んだら引き込まれてしまい…素晴らしかった〜怪異小説ではあるけどきちんとした謎解明の要素もあり登場人物も魅力的。シリーズ化して欲しいくらい。
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