ラスト・メッセージ 〜結婚生活をはじめから〜

天空都市ウラノスに住むことを認められた貴族には貴族の慣習がある 異性婚はしない（子供は出来る）庶民の住む郊外と自分達は違うという選民意識。 その中でハズレの子と言われ疎外感を覚えながら育ってきたスバル。両親には見向きもされず祖父母の愛情がなければどうなっていたか。 そして貴族の庶子として郊外で育ったエイダン。父の嫡子が次々と亡くなった事でウラノスに引き取られたものの、元庶民と見下されていた。 スバルが虐められていたのをエイダンが助けた事で知り合い、薄い繋がりを持つも成長と共に疎遠に。 でも最初に会った頃からエイダンが好きなスバルはエイダンと少しの接点でも持ち続けたいとその為に必死で行動する。 頑張って飛び級し 主席をとり 騎士団にまで入ろうとするも阻止され そしてエイダンに縁談があると聞いた時にはどうしようもなくエイダンと一緒にいたくて 交際相手とされる女性に嫉妬して憎んで 間違えていると分かってながらエイダンに手を伸ばす。 無理矢理引き寄せた縁は、拒絶にも思えるエイダンの冷たい態度でスバルの心を折って 3年の間形だけの夫婦でいながら同じ部屋で寝ることさえない冷えたものだった。 エイダンが事故死をしスバルも後を追うように毒を盛られ… 気付いたら結婚式当日に巻き戻っていた。 2人とも不器用すぎて もーこんなすれ違いしなくても良かったのにと思うし、スバルが苦しくて苦しくて悲しくて切なくて エイダンもう少し動けよいつだって行動するのはスバルじゃん と思いつつ、双方盛大な勘違いをしているからこそ振り出せなかったんだろうなと… スバルももう少し素直になれれば良かったんだけど無表情で慣れてないからアワアワしちゃうの不憫可愛い エイダン大きい子供 拗ねてないでその指輪と手紙渡せばいいじゃんと 脇のエイダンの義母ギデオン口は悪いし多分そんな性格も良くない底意地悪い人だけど何だかんだ協力してくれて良いキャラだった 面白かった🥹‪