
天と地と(2)
角川文庫
海音寺潮五郎
1986年9月30日
角川書店
458円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
天文12年(1543)、長尾晴景の家老昭田常陸介は三条の長尾俊景に内通、晴景に反旗をひるがえし、14歳の景虎は春日山城での防戦に初陣を飾った。そして、城を脱出して身を寄せた琵琶島の宇佐美定行の許で、その娘乃美を知った。翌年、景虎は近国の形勢視察のため旅に出、甲州御坂峠で、狩装束で馬をうたせるりりしい若武者を見かけた。24歳の武田晴信、のちの信玄だった。三条勢らとの戦いに連勝する景虎は、毘沙門天を熱烈に信仰、女を近づけず、律僧のような日々を送るが、酒色に溺れる兄晴景は、その名声の高まりにしだいに不快の思いを強めた。
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