美食の貝合わせ

牡蠣は饒舌だった

角川文庫

桐島洋子

1988年1月31日

角川書店

416円(税込)

美容・暮らし・健康・料理 / 文庫

牡蛎は沈黙の象徴なのに、二人の会話は牡蛎の話から始まった。「これでクレールの牡蛎があれば完璧ですね」パリを発つ朝、偶然道連れになった男が、気障なことを言う。彼が覗いた買物篭には、空港の売店で買ったノルマンディーの山羊の乳のチーズ、シャトー・オー・ブリオン71年の赤、コート・ド・ジャンパーニュ74年の白が入っていた。-美味しいものに目がない同類であることを確認し、ついに結婚して人生の道連れになった二人が、独特の嗅覚で美食を漁る食味エッセイ集。

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