ドグラ・マグラ(上)

角川文庫

夢野 久作

1976年10月13日

KADOKAWA

572円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

「ドグラ・マグラ」は、昭和10年1500枚の書き下ろし作品として出版され、読書界の大きな話題を呼んだが、常人の頭では考えられぬ、余りに奇妙な内容のため、毀誉褒貶が相半ばし、今日にいたるも変わらない。〈これを書くために生きてきた〉と著者みずから語り、10余年の歳月をかけた推敲によって完成された内容は、著者の思想、知識を集大成する。これを読む者は一度は精神に異常をきたすと伝えられる、一大奇書。 ※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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みんなのレビュー (6)

azukikaferate

これ読むの?

starstarstar 3.0 2023年03月06日

話の中にでてきた、まとめられた書類。その全文と思われるものを全部読まなきゃならなくなるとは思わなかった。凄い人凄い人いわれてる人程、ただただ回りくどいだけの人のような気が。設定では大正時代だけど。書かれたの昭和50年。 この回りくどい言い回しや無闇矢鱈に垂れ流される言葉が…どうも馴染まない。

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幽玄礼賛オーナー

(無題)

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3.7 2022年12月29日

バッハ

🐶夏だ!ホラーだ!心理的な迷宮遊び?

starstar 2.0 2022年10月04日

📝ポカン。取り扱い注意⚠⚠ 🔖 #米倉斉加年 のスタイリュシュで官能的なカバーデザインが秀逸☆☆☆

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Readeeユーザー

独特

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3.8 2021年08月24日

半分も理解できないけど、何故か引き込まれる独特な書きぶり。別の作品も読みたくなった。

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Readeeユーザー

好きなところ

starstarstarstarstar 5.0 2019年04月07日

「物を考える脳髄」はにんげんの最大の敵である。……宇宙間、最大最高級の悪魔中の悪魔である。……天地開闢の初め、イブに知恵の果を喰わせたサタンの蛇が、更に、そのアダム、イブの子孫を呪うべく、人間の頭蓋骨の空洞に忍び込んで、トグロを巻いて潜み隠れた……それが「物を考える脳髄」の前身である……と……。

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RinRin

そうね

starstarstarstar 4.0 2019年02月09日

なるほど、なるほど。 ウンチクっぽい。 現代語じゃないところもあって、読みづらいことこのうえなし。 全体の話の構成としては上手くできてる。 「精神病」がキーワードになってて、案外現代的発想かもしれんね。 読み手としてもちょっと実験的作品だった。

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