平家物語(巻之2)
角川文庫
光瀬龍
1987年8月31日
角川書店
374円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
1153年1月の雪の日、清盛の父忠盛が病没した。父の跡を継いだ清盛は、伊勢平氏の総帥となり、この時、36歳の働き盛りであった。父の死後3年目、皇室内部、崇徳上皇と後白河天皇との対立が激化し、各々の勢力に連なる摂関家、藤原氏も互いに争い、ついに保元の乱が起こった。後白河側についた清盛は大勝し、その力は増大した。清盛の子、重盛は、この戦で18歳の初陣を飾った。歴史の流れは一大転換期を迎えようとしていた。“光瀬版平家”巻之二。歴史大河ロマン。
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