
一億分の一秒の侵入者
角川文庫
和久峻三
1989年6月30日
角川書店
416円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
高校2年の園村雅春は8ビットのパソコン2台と、すべての部品を秋葉原で買い集め、最初から最後まで自分の手で組み立てた16ビットのマシン「ナポレオン」を駆使し、ゲームソフト作りに熱中していた。彼の母の世津子はプログラマーでシステムエンジニリアング会社の取締役をしており、井原西鶴に没頭する大学助教授の夫を内心馬鹿にしていた。父は「好色一代男」を地でいく遊び人となり、母は社長の三宅と愛し合っていて、ふたりともほとんど家にいなかった。雅春は母の会社が出している雑誌記事に応じ会社のホストコンピユータに侵入したのを手はじめに、次々と世津子の会社が製作したシステムへの侵入に成功した。次に目ざすのは最大の難関三洋銀行のオンラインだった。そして、三洋銀行の端末機にコードネーム「闇の帝王」から5億円を要求する脅迫メッセージが入った。
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