女重役

角川文庫

清水一行

1991年6月30日

角川書店

598円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

明石市子は、デパート業界の名門、第一屋百貨店初の女性取締役に就任した。27歳という遅い入社にもかかわらず、職場の男性に互して、人知れぬ苦労を重ねての結果であっただけに感無量のものがあった。華やかな百貨店の女重役としての脚光をあびる一方で、折しもの流通革命のただなかで、経営者としての資質も問われていた。大胆な多店舗展開を目論んだ第一屋百貨店は、業績不良店問題が急浮上、そこを関西資本の雄、スーパーのダイドーにつけこまれた…。女性の社会進出と経営者としての適性を鋭くつく異色の企業長編小説。

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