魔界水滸伝(17)

角川文庫

栗本薫

1992年10月31日

角川書店

555円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

突如、人界と魔界が遊離し始めた。神州の〈会〉ポイントは何処も虚無へと堕ち、魔都パリーも地殻変動に呑まれ朽ちてゆく。一方、魔界の深奥、怨敵クトゥルーの本殿ルルイエへと到達した加賀と安西。そこには、人類最後の尖兵、みづちの若長・多一郎の変わり果てた姿があった。加賀は思惟と叡智の全てを賭けて弁舌する。これに感応し悟入した多一郎そして安西は、自らの姿を超エネルギー体へと変貌させてゆく。谺する烈日の叫び。時間と空間の一切が、この目眩く奔流に巻きこまれ、世界は再び大いなる滅裂へと向けて胎動し始めたー。

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