魔界水滸伝(18)

角川文庫

栗本薫

1993年1月31日

角川書店

555円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

彼は、すべての記憶を喪くし、覚醒と混濁する意識の狭間にあった。彼ー安西雄介は奇妙にして確固たる既視感を意識の底に抱きつつ、幾つもの次元を転移してゆく。「オレハダレダ」。太古の神州のスサの王という名の自我を見出す。悟入直前の悉多太子の血肉となる。悪魔と対峙するジーザス。時空連続体を彷徨しながら彼は今や、大いなる宇宙に紡がれた歴史の傍観者であり、自ら真理そのものでもあったー。現代の語部が、時空を超えた時間流を俯瞰して描く伝奇SF巨編。

本棚に登録&レビュー

みんなの評価(0

--

読みたい

0

未読

0

読書中

0

既読

1

未指定

0

書店員レビュー(0)
書店員レビュー一覧

みんなのレビュー

レビューはありません

Google Play で手に入れよう
Google Play で手に入れよう
キーワードは1文字以上で検索してください