旅路(下)

角川文庫

平岩弓枝

1989年1月31日

角川書店

550円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

昭和9年12月丹那トンネルが開通、室伏雄一郎は助役になった。蘆溝橋事件以来、中国大陸における戦火は拡大の一途をたどっていた。そんな中で、姉はると伊藤栄吉の婚儀が北海道で挙げられた。しかし、これが北海道での明るい最後の祝事であった。新婚早々の伊藤栄吉が、妹千枝の夫岡本良平が、そして雄一郎が、次々に出征し、大陸に渡って行った。戦火が、室伏の平和な家庭を幾十万の平和な家庭をずたずたに引き裂いていったのである。広大な原野を突っ走るSL。北海道の鉄道を舞台に、大戦をはさんだ激動の時代を力強く生きる人々を描く、愛と感動のドラマ。

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