付き馬屋おえん暗闇始末

角川文庫

南原幹雄

2002年10月31日

角川書店

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

江戸で日に千両落ちるところといえば吉原。だが、快楽の夢に酔いしれたつけは、翌朝になれば待ったなしでまわってくる。懐中のものでまかなえぬ遊客には“付き馬”が遊女屋からついてゆくが、それでも無理な場合は、専門の取り立て屋の“馬屋”に依頼がゆく。その取り立てを請け負う馬屋の跡目を町内きっての器量よし、おえんが継いだ。強談して埓があかないときには、一日も欠かさず付きまとい、はては脅し、誘拐、拷問、色仕掛けと、目的のためにはどんな手段もいとわない。金と色が渦巻く吉原で型破りのヒロインが活躍する連作時代小説。

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