宇宙皇子(天上編 4)
角川文庫
藤川桂介
1988年11月30日
角川書店
555円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
天翔船を駆り、遥かなる天上界を旅する皇子と遊鬼士達は、突如嵐に巻きこまれ、妖しい力に吸い寄せられるように、とある島へと漂着した。怨霊に満ちた廃墟の島ーやがて皇子達は、そこが神仏の法に背き天界を追放された阿修羅王のかつての居城であることを知る。皇子達は、神の無慈悲と不条理を問うため、須弥山の頂上・〓@4DEC利天へと向かった。だが、帝釈天の荒魂の前に、皇子はなす術もなく崩れおちた。胸を矢で射抜かれ、そして皇子不在のうちに、各務はその穢れを知らぬ身を犯されたのだ。怒りにも似た皇子の絶叫がいま天を揺るがす。空前のベストセラー、圧巻の第4弾。
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天上編も中盤へ
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