宇宙皇子(妖夢編 1)
角川文庫
藤川桂介
1993年1月31日
角川書店
641円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
星暦748年長月、麗らかな明日香の里を進む奇妙な一行があった。若い宇宙皇子と各務、キジムナー、年老いた遊鬼士達である。遥か虚空の彼方から遂に彼らは帰って来たのであった。-懐しい金剛山、出むかえる数々の鬼達、そして小角様。しかしそこには嘗ての指導者、童子、道士の顔はない。厳しい時の流れを痛切に感じつつ目指す果てに、新たな運命の扉が今、開かれる。舞台は世紀の大事業、毘盧遮那大仏開眼4年前のことであった…。人気絶頂の大ベストセラー、ファン待望の文庫化。
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妖夢編第一巻
天上界から戻ってきた皇子たち、金剛山のメンバーはほとんど入れ替わっており、戻ってきた遊鬼たちは幹部クラスに就任。 皇子も知童子となるが、その地位についても自分でなにかをしようと思う辺り、まわりが見えていないのは、天上界を旅しても変わらない。小角にたしなめられて、納得はするものの、結局自分で動いている辺りは自分の立ち位置を理解できてないんじゃないのかと思ってしまう。 地上界では34年の月日が流れ、世は東大寺の大仏建立へむけ、ますます庶民の暮らしは困窮している。 各務はそんななか、新しく遊鬼となったものたちの指導者となり、葛藤を感じながら、自分のやるべき事を探す。妖夢編は、各務の成長を軸として展開していくのだろうか。
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