逢魔が源内
角川文庫
菊地秀行
2008年1月31日
角川書店
691円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
紙問屋の「引田屋」から、主人ら十四人が忽然と姿を消した。「宝暦の神隠し」と呼ばれるこの怪事件の調査を、田沼意次に依頼された平賀鳩渓源内は、敵の真の狙いが、意次の魂を奪うことだと突き止める。その背後には、歴史の裏で蠢く闇の力が存在していた。源内は、陰謀の阻止に尽力する中で、逢魔が時だけに現れる謎の男、あいつとも対峙していく。源内と闇の権力の戦いを描いた「食魂鬼譚」他五編を収録した、傑作時代伝奇。
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