箱館戦争

榎本艦隊北へ

角川文庫

星亮一

1988年12月31日

角川書店

416円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

榎本艦隊来るーこの知らせは、あっという間に奥州の隅々に広がった。兵士が各地から続々と集まってくる。奥羽越列藩同盟は崩壊し、鶴ケ城で決死の戦いを続ける会津藩の抵抗も時間の問題だった。薩長を相手に苦しい戦いを続ける幕府軍の最後の砦が榎本艦隊だった。蝦夷地に独立国をー榎本武揚と彼の艦隊は北を目指し、箱館の五稜郭に拠って戦うが…維新戦争最後の戦いを描く。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年11月20日

会津藩士で箱館病院掛頭取となった小野権之丞の視点から描く箱館戦争。本作ではおおよそ榎本艦隊の仙台入港から宮古湾海戦の後、官軍の総攻撃の直前あたりまでを描いている。リレー小説の『土方歳三』を読んだ時にも思ったことだが、この作者は言葉の使い方がやや特殊。台詞はなんだか間延びしていて、間抜けな気がしてしまう。内容としてはわかりやすいので入門としては良いかと思う。『続・箱館戦争』に続く。

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あめさと

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

会津藩士で箱館病院掛頭取となった小野権之丞の視点から描く箱館戦争。本作ではおおよそ榎本艦隊の仙台入港から宮古湾海戦の後、官軍の総攻撃の直前あたりまでを描いている。リレー小説の『土方歳三』を読んだ時にも思ったことだが、この作者は言葉の使い方がやや特殊。台詞はなんだか間延びしていて、間抜けな気がしてしまう。内容としてはわかりやすいので入門としては良いかと思う。『続・箱館戦争』に続く。

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