続箱館戦争

碧血の碑

角川文庫

星亮一

1989年4月30日

角川書店

458円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

江差ー榎本軍にとって、江差は痛恨の海である。榎本軍の希望の星であった旗艦開陽は、暴風に襲われ、ここの海に沈んだ。決死の戦いを続ける榎本軍に薩長の軍艦は容赦なく砲撃をあびせ、ついに江差は陥落した。敵は箱館五稜郭に迫ろうとしている。蝦夷地に徳川の王国を築こうとする榎本武揚の夢は、はかなく消えるのだろうか。会津藩再興の悲願を榎本に託した会津藩士たちと、新選組残党土方歳三たちの運命は?戊辰戦争最後の戦いを描く。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年11月20日

五稜郭の降伏、箱館戦争の終結まで。一応榎本さんが主人公らしいが、にしても会津藩諸士の視点から描きすぎ。そして、相変わらず台詞が間延びしていて緊張感に欠ける……。ただし、箱館戦争についてかなり詳しく描かれているので、箱館戦争に興味があるならそれなりに楽しめるかもしれません。小説というよりノンフィクションに近いという印象。全体的に、悪くはないけどな。でも――と続けたくなるような読感でした。

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あめさと

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

五稜郭の降伏、箱館戦争の終結まで。一応榎本さんが主人公らしいが、にしても会津藩諸士の視点から描きすぎ。そして、相変わらず台詞が間延びしていて緊張感に欠ける……。ただし、箱館戦争についてかなり詳しく描かれているので、箱館戦争に興味があるならそれなりに楽しめるかもしれません。小説というよりノンフィクションに近いという印象。全体的に、悪くはないけどな。でも――と続けたくなるような読感でした。

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