
遠い海から来たCOO
角川文庫
景山 民夫 / 宇野 亜喜良
1992年3月24日
KADOKAWA
704円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
六千万年以上も昔に絶滅したはずのプレシオザウルスの子を発見した洋助。奇跡の恐竜クーと少年とのきらめく至福の日々がはじまったが……。直木賞にかがやく、感動の冒険ファンタジー。
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もこりゅう
少年のちょっとした冒険小説っぽい物かと思っていたが、だいぶ違っていた。
読んでいた本が読み終わってしまって、うちの中をかき回したら出てきた文庫本。 昔、アニメ映画版を観た記憶があったが、実は直木賞受賞作だった(第99回 直木賞受賞)。アニメの記憶が濃いのか、読む前までは、ずーっと少年のちょっとした冒険小説っぽい物かと思っていたが、だいぶ違っていた。 全体的には、二部構成で、前半がクーと洋平の出会い、そして愛情を育んでいく育成/成長物。前半部分は、クーやイルカのブルーとホワイトチップ、レトリーバーのクストーと交流、洋平の島での日常生活について描かれている。それぞれがとても愛らしく描かれており、読んでいてほのぼのする。 後半はクーとその一族を巡る、冒険/アクション物である。後半になると一気にアクション性が増す。そのギャップに少々戸惑うが、アイデア勝負な戦闘など、なかなか面白みがある。また、なぜ敵がクーを狙うのか、その辺も見どころのひとつ。なかなかスケールの大きい作品である。 また、アニメ映画版も観てみてくなるなぁ。
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