昭和史の天皇(満州国の最期)

角川文庫

読売新聞社

1989年3月31日

角川書店

683円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

昭和7年、中国の東北地方にひとつの国家が誕生した、「満州国」である。それは関東軍によってつくられ、日本の生命線と称され、以後の日本の運命を扼した国家であった。そして13年後、ソ連参戦にともなう日本軍の崩壊によって、満州国もまた崩壊した。まぼろしの国満州国、その最期を、皇帝溥儀、関東軍、さらに最も悲惨を極めた開拓民を通して描く。

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