欲望の狩人

角川文庫

南里征典

1992年10月31日

角川書店

555円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

遠矢狩彦は財界で評判の高い経営コンサルタントである。天才的な閃きで企業の経営分析を行なうばかりでなく、経理部で発生する女子社員の横領、重役室で発生する巨額背任容疑を突きとめ、秘密裡に処理する裏稼業も行なっている。企業犯罪の陰には必ず女がいる。その女をあぶり出し、脱がせ、肉の祭壇にのせる。これが遠矢のやり方である。ある日、美人秘書を連れた箱根旅行のホテルで遠矢は、見知らぬ男に寄り添う大道寺武彦の妻・夏希の姿を見つけた。大道寺武彦こそ遠矢の親友にして、遺産相続と後継社長問題で揺れ動く城南興産社長の御曹司であった。遠矢の頭脳が勢いよく作動し始める。書き下ろし官能サスペンス。

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