赤い絨毯

角川文庫

清水一行

1996年8月31日

角川書店

682円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

一九七七年四月の国会会期中、二人の社会党代議士が記者会見で爆弾発言を行った。日韓癒着の黒い実態を暴露する証人を、明日国会喚問するという。大衆運動の基盤から離れ、政略党に堕していく社会党内部の政争も絡み、政界は騒然となる。そして、各政党、警視庁公安部、KCIAがそれぞれの思惑を秘めて暗躍するなか、密室状態のホテルから当事者の二人の代議士が、忽然と姿を消してしまう。拉致、誘拐か謀略か…五五年体制の崩壊を予見した迫真の政治サスペンスドラマ。

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