閨閥

特権階級の盛衰の系譜

角川文庫

神一行

2002年3月31日

角川書店

880円(税込)

人文・思想・社会 / 文庫

鳩山家、宮沢家、中曽根家、豊田家、鹿島家、松下家、安西家…。複雑かつ緊密に婚姻関係を結び、自らの権力・権益を世襲させていく政・官・財のトップたち。彼らは選ばれた者どうし互いに連なり、アメーバのように増殖する支配のネットワークを築きあげている。そしてその頂点に位置する者は…。機会均等と能力主義が謳われる戦後の民主主義社会においても、未だに一部の家系が特権を享受し、受け継いでいく血の連鎖、閨閥。その実態を徹底的に調査し抉り出した衝撃の書。新興勢力の動きを加筆した改訂決定版。

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