アラビアの夜の種族 II

角川文庫

古川 日出男 / 片岡 忠彦

2006年7月25日

KADOKAWA

704円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

侵掠したフランス軍壊滅の奇策、「読む者を狂気へ導く玄妙驚異の書物」は今まさにカイロの片隅で、作られんとしている。三夜をかけて譚られた「ゾハルの地下宮殿の物語」が幕を閉じ、二人めの主人公がようよう登場する頃、ナポレオンは既にナイルを遡上し始めていた。一刻も早く『災厄の書』を完成させ、敵将に献上せねばならない。一夜、また一夜と、年代記が譚られる。「ひとりの少年が森を去るー」。圧巻の物語、第二部。

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みんなのレビュー (3)

古今東西の本棚

(無題)

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3.7 2022年05月15日

本書は3部構成になっており、幕間にナポレオンのエジプト遠征の話が差し込まれています。2部に入り、えっ!こんなっちゃうの!?っていう話が展開されます。レトロゲームでダンションRPGの最初であるウィザードリィ1狂王の試練場 が元ネタでしょうか?

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Tojo Hiroyuki

(無題)

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3.6 2022年02月19日

夜の物語が変なテンションになってきた。子どもの頃に読んだハイテンションな語り。

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