失敗のメカニズム 忘れ物から巨大事故まで

角川ソフィア文庫

芳賀 繁

2003年7月25日

KADOKAWA

748円(税込)

科学・技術 / 文庫

物忘れ、間違い電話、交通事故、原発事故。当人の能力や意図にかかわらず引き起こされてしまう失敗を「ヒューマンエラー」と位置付け、ミスをおかしやすい人や組織、環境、その仕組みと対策を解き明かす! ・ヒューマンエラーに関心が高まっている4つの理由(12ページ〜) ・「事故者」に共通する3つの特徴(74ページ) ・3つの注意と2つの不注意とは何か(99ページ) ーー昔から、人は失敗と隣り合わせで生きてきた。ただ、環境が整備されていなかった大昔 はその失敗が自らの命に対する危機的状況に直結していた。おそらく、太古の人々は危険 要因に対してセンシティブであったと思う。ところが、危険要因を遠ざけようと人工的に 環境を制御してきたあまり、現代人はその感度を鈍らせたかのようにも見える。(本書「あとがき」より) 第一章 事故とヒューマンエラー 第二章 見間違い、聞き違い、勘違い 第三章 ドジ型とボケ型 第四章 注意と記憶の失敗 第五章 エラーを誘う設計と防止するデザイン 第六章 違反と不安全行動 第七章 人は考えずに行動する 第八章 安全の文化

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