つくもがみ貸します

角川文庫

畠中 恵

2010年6月23日

KADOKAWA

660円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

お江戸の片隅、お紅と清次の姉弟2人が切り盛りする小さな店「出雲屋」。鍋、釜、布団と何でも貸し出す店ですが、よそにはない奇妙な品も混じっているよう。それらは、生まれて百年を経て、つくもがみという妖怪に化した古道具。気位高く、いたずら好きでおせっかい、退屈をもてあました噂超大好きの妖たちが、貸し出された先々で拾ってくる騒動ときたら…!ほろりと切なく、ふんわり暖かい、極上畠中ワールド、ここにあり。

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みんなのレビュー (4)

taboke

(無題)

starstarstarstar 4.0 2021年12月20日

テンポ良く、ずんずんすすめる。もっと読んでいたい。ワクワクできる。

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Readeeユーザー

(無題)

starstarstar 3.0 2021年11月20日

江戸時代、深川の片隅で損料屋を営むお紅と清次。損料屋は今で言うとレンタルショップに相当するが、この損料屋「出雲屋」の貸し出している古物は一風変わっていて、歳月を経るうちに付喪神と呼ばれる妖になってしまったものがある。その彼ら、付喪神たちが貸し出されている間に見聞きした、ちょっと不思議な出来事や騒動をめぐる、ほのぼのした時代ものファンタジーとでも言ったら良いのでしょうか。妖怪が出てきてもまったくおどろおどろしいところはなくて、かなり軽くさらりと読めます。本作は長編ではなく、短編連作。 妖怪ものでも、ホラーっぽい感じのが好みの場合は多分に物足りないだろうと思う。

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あめさと

(無題)

starstarstar 3.0 2021年07月10日

江戸時代、深川の片隅で損料屋を営むお紅と清次。損料屋は今で言うとレンタルショップに相当するが、この損料屋「出雲屋」の貸し出している古物は一風変わっていて、歳月を経るうちに付喪神と呼ばれる妖になってしまったものがある。その彼ら、付喪神たちが貸し出されている間に見聞きした、ちょっと不思議な出来事や騒動をめぐる、ほのぼのした時代ものファンタジーとでも言ったら良いのでしょうか。妖怪が出てきてもまったくおどろおどろしいところはなくて、かなり軽くさらりと読めます。本作は長編ではなく、短編連作。 妖怪ものでも、ホラーっぽい感じのが好みの場合は多分に物足りないだろうと思う。

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taboke

(無題)

starstarstarstar 4.0 2020年02月05日

テンポ良く、ずんずんすすめる。もっと読んでいたい。ワクワクできる。

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