空の中

角川文庫

有川 浩 / 鎌部 善彦

2008年6月30日

KADOKAWA

775円(税込)

小説・エッセイ / 文庫

200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残ったパイロットは調査のため高空へ飛ぶ。そこで彼らが出逢ったのは……? 全ての本読みが心躍らせる超弩級エンタテインメント。

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書店員レビュー(1)
書店員レビュー一覧

長江貴士

書店員

有川浩「空の中」

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0
2019年12月05日

みんなのレビュー (8)

ドラプン

(無題)

starstarstar 3.0 2023年03月31日

超展開だけど読みやすくて助かります。

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ひなてぃ🫶

(無題)

starstarstarstar 4.0 2022年12月08日

自衛隊三部作の中やったらそんなに好きではない方やけど、めっちゃスケールのでかいSFで読んでて入り込んだ時に言葉では言い表すのが難しいけど、おぉ、ってなるような本でした!! ふたつのストーリーが進んでるのが紛らわしかったけど、自衛隊ってやっぱり凄いねんなーって改めて思った(๑و•̀Δ•́)و

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Readeeユーザー

しんどかった…

starstarstar 3.0 2022年10月08日

中盤以降は流し読み。 「海の底」は一応、全部読めたんだけど。潜水艦モノ好きだから。 「空飛ぶ広報室」と「クジラの彼」も読んでるけど、この人の人物造形ってだいたい同じ。読んでると飽きてくる。 「塩の街」も手元にあるから、そのうちに読むつもりだけど、これも似たりよったりなんだろうな…

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ジロー

発想力と徹底したリサーチに脱帽

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4.5 2022年06月16日

塩の街、海の底も良い作品だったが、それ以上の作品だった。 毎度の事ながら突飛な話だが、絶対に無いとは言い切れないほどの現実味を帯びさせるのは、ストーリーに関する徹底したリサーチによるものだろう。それは巻末の参考文献を見るとよくわかる。今作には心理学的アプローチの描写があるが、ちゃんと専門書を読み、理解した上でストーリーに取り入れているあたり、中途半端な知識で物語を進める事を良しとしない著者のこだわりを感じる。 また、著者のお家芸とも言える、不器用だが純粋な恋愛の描写も素晴らしい。個人的には満点に近い満足度だが、一般ウケの微妙な自衛隊モノという点を考慮して4.5のスコア。

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古今東西の本棚

(無題)

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3.4 2022年05月15日

高度2万メートルを飛行していた飛行機が謎の墜落。一方で、高校生斉木瞬は、謎の生き物を拾いフェイク と名付ける。二つの出来事が危機的状況を引き起こす。図書館戦争 や空飛ぶ広報室 などのベストセラー作家有川浩の第2作目です。有川浩は女性なんですね、知らなかった。 登場人物の心理描写がとても丁寧で、エンタテインメント小説なのに淡い青春小説を読んでいる印象を受けました。わたしのお気に入りは、主人公の理解者である河漁師の宮じいです。彼の土佐弁の一言一言が心に残りました。

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まる

高校生がちゃんと(?)追いつめられる

starstarstarstar 4.0 2021年06月01日

高校生はまだまだ子供なので、追いつめられてるのを見るとこっちがヒヤヒヤする。 高校生がスーパーマンじゃないところがすごくいい。 何かが一歩間違ったら色んなモノが壊れていく…という緊張感のある本です。

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Readeeユーザー

らしさ

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3.6 2019年08月30日

人間力の溢れる主人公と、かわいいヒロイン。筆者が書きたいと言っている大人のライトノベル感満載。もう少し若い、大学生か新入社員くらいの頃なら、もっと純粋に自分に近づけて楽しめたかな。ちょっと知るのが遅かった。

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Readeeユーザー

(無題)

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3.5 2018年01月28日

自衛隊3シリーズの中で、これが断然面白い。3っとも荒唐無稽なストーリーある事は間違いないが、本作の胸踊るワクワク感はたまらない。この小説は間違いなく私の守備範囲である。 200x年、日本初の超音速旅客ジェット機「スワローテイル」が四国沖の自衛隊演習空域高度2万mを試験飛行中に突如爆発炎上する。また、航空自衛隊所属のF15Jイーグル2機編隊が事故空域を飛行実験中、同じく高度2万mで1機が爆発炎上、編隊長である斉木敏郎三等空佐が死亡する。その日、高知県に住む斉木三佐の息子・斉木瞬は、クラゲのような奇妙な生物に遭遇する。携帯電話を介して拙いながらも言葉を発するその不思議な生物を「フェイク」と名付け、瞬と幼馴染の佳江は家で育てることにする。 春名高巳は「スワローテイル」の事故調査委員として岐阜航空隊に派遣される。唯一の事故目撃者で生存者の武田光稀から聞き取り調査を行うためだ。相手がてっきり男だと思っていたのが女性だったのにビックリ。この二人のキャラクターがいいんだな。2人は衝突しながらも実況検分に再び現地を飛ぶ。そして、2人が目にしたものは、空に浮かぶ巨大な楕円の物体だった。しかも、それは電波を通じて人とのコミュニケーションも取ってきた。 航空自衛隊岐阜基地では第一発見者となった高巳と光希を含めて未知の物体を研究しようとしていた。「白鯨」と呼ばれるようになったその物体は、高い知能を持っていて、人間社会との共存を求めていた。ところが、政府が決めた人間の裏切りにより攻撃を受けてばらばらになる白鯨。 そして、白鯨群による自己防衛のための人間に対する容赦ない無差別攻撃が始まる。

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