
空の中
角川文庫
有川 浩 / 鎌部 善彦
2008年6月30日
KADOKAWA
775円(税込)
小説・エッセイ / 文庫
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残ったパイロットは調査のため高空へ飛ぶ。そこで彼らが出逢ったのは……? 全ての本読みが心躍らせる超弩級エンタテインメント。
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書店員レビュー(1)書店員レビュー一覧
みんなのレビュー (8)
(無題)
自衛隊3シリーズの中で、これが断然面白い。3っとも荒唐無稽なストーリーある事は間違いないが、本作の胸踊るワクワク感はたまらない。この小説は間違いなく私の守備範囲である。 200x年、日本初の超音速旅客ジェット機「スワローテイル」が四国沖の自衛隊演習空域高度2万mを試験飛行中に突如爆発炎上する。また、航空自衛隊所属のF15Jイーグル2機編隊が事故空域を飛行実験中、同じく高度2万mで1機が爆発炎上、編隊長である斉木敏郎三等空佐が死亡する。その日、高知県に住む斉木三佐の息子・斉木瞬は、クラゲのような奇妙な生物に遭遇する。携帯電話を介して拙いながらも言葉を発するその不思議な生物を「フェイク」と名付け、瞬と幼馴染の佳江は家で育てることにする。 春名高巳は「スワローテイル」の事故調査委員として岐阜航空隊に派遣される。唯一の事故目撃者で生存者の武田光稀から聞き取り調査を行うためだ。相手がてっきり男だと思っていたのが女性だったのにビックリ。この二人のキャラクターがいいんだな。2人は衝突しながらも実況検分に再び現地を飛ぶ。そして、2人が目にしたものは、空に浮かぶ巨大な楕円の物体だった。しかも、それは電波を通じて人とのコミュニケーションも取ってきた。 航空自衛隊岐阜基地では第一発見者となった高巳と光希を含めて未知の物体を研究しようとしていた。「白鯨」と呼ばれるようになったその物体は、高い知能を持っていて、人間社会との共存を求めていた。ところが、政府が決めた人間の裏切りにより攻撃を受けてばらばらになる白鯨。 そして、白鯨群による自己防衛のための人間に対する容赦ない無差別攻撃が始まる。
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ドラプン
(無題)
超展開だけど読みやすくて助かります。
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