アメリカの鏡・日本 完全版(1)
角川ソフィア文庫
ヘレン・ミアーズ / 伊藤 延司
2015年12月25日
KADOKAWA
1,320円(税込)
人文・思想・社会 / 文庫
GHQ労働諮問委員会の一員として来日したミアーズ。中立な立場で日本を研究してきた彼女にとって、「軍事大国日本」は西欧列強が自ら作り上げた誇張であった。ペリーによる開国を境に平和主義であった日本がどう変化し、戦争への道を突き進んだのか。日本を西欧文明の鏡と捉え、満州事変を軸に中国・韓国との関係を分析しながら、アメリカが変えんとするその未来に警笛を鳴らす。マッカーサーが邦訳を禁じた日本論の名著。 目次 完全版刊行にあたって 第一章 爆撃機から見たアメリカの政策 1 フラッシュバック/2 島伝いの旅/3 ヒッカム基地/4 パールハーバー/5 ジョンストン島/6 戦争犯罪とは何か/7 クワジャリン環礁/8 罪なき傍観者/9 グアム/10 誰のための戦略地域か/11 戦略的占領/12 アメリカの墜落 第二章 懲罰と拘束 1 なぜ日本を占領するか/2 攻撃と反攻 第三章 世界的脅威の正体 1 つくられた脅威/2 日本はいつ敗れたか/3 サムライ神話/4 銃もバターも/5 降伏受諾/6 リーダーの資格/7 日本は戦略地域か/8 飢餓民主主義 第四章 伝統的侵略性 1 神道からの解放/2 誰のための改革か/3 「歴史的拡張主義者」/4 「伝統的軍国主義者」/5 日本とアメリカーーその生い立ち/6 武士階級/7 「間違い」の歴史/8 思想からの解放 第五章 改革と教育 1 リーダーシップ/2 歴史の証言/3 初めの占領/4 中途半端な力は引き合わない/5 理論と実践/6 教育者の資格 第六章 最初の教科「合法的に行動すること」 1 歴史の復活/2 韓国の奴隷化/3 全体主義/4 改革か戦略か/5 国際教育なるもの 第七章 鷲鳥のソース 1 満州事変/2 中国の歴史/3 攻撃と反攻/4 アメリカの役割/5 リットン報告/6 日本は合法的に行動している/7 確立された満州の秩序 第八章 第五の自由 1 イデオロギーか貿易か/2 誰のための門戸開放か/3 誰のための自由経済か/4 誰の不公正競争か/5 飢える自由 第九章 誰のための共栄圏か 1 戦略の失敗/2 倫理の失敗/3 日華事変からパールハーバーへ/4 英語圏/5 誰のための共栄圏か 第十章 教育者たちの資質 1 有罪か、無罪か/2 力は引き合う/3 韓国の解放/4 逆向きのリーダーシップ/5 脅威とは何か/6 パワーポリティクスは逆噴射する 付録 1 大西洋憲章/2 パールハーバー(国務省総括/パールハーバー報告) 訳者あとがき
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